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2015年5月25日月曜日

AdStirの広告配信

ちょっと AdStir の広告について、チラっと書いておきます。
結果的には AdStir の対応の早さが素晴らしいというコトですが。


当サイトでもAdStirの広告を貼っていますが、妙な広告が出ているのに気付きました。

こんなやつです。




よくあるちょっと悪質系な広告・・・ですね。

クリックして飛ぶと変なものをインストールさせられそうな・・・。

これが AdStir で配信されていたわけです。
※一応ブログがクラックされて表示している可能性も念の為確認。AdStirのタグ経由であることを確認。
※現在はAdStirで配信停止対応済みなので表示されません。タグ利用している方もだいじょうぶです。



AdStirの管理ページではこの広告のみを差し止めることはできないので、一時的にタグを外して対策。


そのまま外しておいても良かったわけですが・・・

ちょっと気になるのでAdStirの担当さんにメールしたわけです。
(深夜寝る前にメールしましたが、どのみち数日くらいか、ないしは返事はこないかな~と)



あくる朝、お詫びメールがきてましたっ、早っ∑( ̄△ ̄;)
タイムスタンプをみると、始業20分後かくらいですね多分。
いい仕事してます、対応速いです(-_☆)キラーン。
※ちなみに忍者Admaxのプラグイン不備の問い合わせは3時間位で返信きて早っ!と思っていましたが、今回翌朝とはいえ始業時間を考えると激早です!単純ですが早いというだけでユーザーの心を半分はわしづかみできます、人間そういうもんです!タブン!



一応適切な処理をしたとの旨、きちんとした文面でお詫びメールが返送されてきてました。
(記載要素にぬかりがなく、とてもしっかりした文面内容でした、良い仕事していると思います)

「サービスなのでアタリマエだろう」とか「そもそも悪質広告を出してるのがおかしい」とかの意見もありえそうですが、実際迅速にきちんと対応するというのは言うほど簡単でもないと思います。
※特に昨今はADネットワークを介して複雑になっているので大変そうです
※迅速さと作業精度は相反するものです。短時間で結果を第三者に提示するのは少なからず対応ミスへのプレッシャーもあるものです。


私的に問題発生時の対応力としてはかなり高く評価できると思います。

さすが老舗 AdStirといったところでしょうか?。
(良い人材がいるようです、うらやましい)




サービスの信頼性とは?


そもそも問題が「起きないこと」が最も望ましいわけですが、人間が扱うものはミスは必ず発生する可能性があります。

なので問題発生時の対応は当然想定の範囲なわけです。
しかし起きてもいないことにコストはかけたくないのが多くの会社の現実でもあるわけです。

ここで「どうせ起きるかどうかわからないのだから」と何も考えずに無視していると、実際に問題発生時に酷い目に合いやすいわけです。


いざ問題が発生したときにアタフタして適切に処置できないのではサービスとして怖いですよね。さらに被害が悪化する可能性もありえます。場合によっては問題を放置されることも珍しくありません。(過去いろいろな会社でこんなケースはあったような気がします・・・)

問題が発生しにくい運営管理も大事ですが、サービスの信頼性の本当の真価が問われるのは問題が起きた時だと思います。




と、いうわけで

当サイトでしばらくの期間悪質広告を目にしてしまった方もいるかもしれませんが、対応していただいたので今は大丈夫だと思います。

また、件の広告のせいで AdStir の広告タグを外していた方がいれば、もう戻しても安心だと思われます。


私的にAdStirはちょっと地味な印象がありますが、裏を返せば堅実な印象でもありますね。

2014年7月31日木曜日

Bloggerで記事の前後に広告を貼る

Bloggerブログにて、記事の前と後ろに広告を挿入する場合のメモ。


テンプレートをバックアップ

万が一の為にまずはテンプレートをバックアップ。

Bloggerにログインしてブログを選択。
  1. 左列の「テンプレート」をクリック。
  2. 右上の「バックアップ/復元」をクリック。
  3. 「テンプレートをすべてダウンロード」をクリックして保存。







広告タグを取得


広告各社の管理ページによるので詳細操作は割愛。

記事直前用の広告タグと、記事直後用の広告タグを生成、取得。
テキストエディタに貼り付けてそれぞれ別途保存しておく。

広告タグをhtmlエンティティ文字に変換

広告タグをテキストエディタ上で一部文字変換する。

半角 左カッコ  <  → &lt;
半角 右カッコ  >  → &gt;
半角 ダブルクォート  "  → &quot;

これらの文字を(実質3種しかないと思う)上記の&で始まる文字列に文字列置き換えする。
置き換えたら再度それぞれを保存。

追記: 変換しなくても良い場合もあるようです。変換しておけば間違いない感じかも。
追記: 変換しなくても今は大丈夫な気配?

広告が3つを超えて表示してしまう対策

AdSense等で規定されている、同ページ内での広告表示数制限。
(広告会社によっては3つを超えても良いところもあるらしい)。

仮に記事が10件表示された場合、その前後に広告が表示されると広告の表示数が3つを超えてしまう。

対策としては、
  • 1ページに複数記事を表示している時は、記事前後の広告表示は無しとする。
  • 単一記事が表示されている時は、記事前後に広告を表示する。
といった方法があるらしい。

今回はこの手法でやってみた。

テキストエディタで新規ファイルを1つ開き、以下のように編集する。



<b:if cond='data:blog.pageType == "item"'>
<p>
~~~ここに文字置換後の記事直前用広告タグを貼付~~~
<data:post.body/>
~~~ここに文字置換後の記事直後用広告タグを貼付~~~
</p>
<b:else/>
<p><data:post.body/></p>
</b:if> 

この編集したテキストを貼り付けることになる。

追記: 昨今はAdSenseや他広告各社も配信側で規定数以上は表示させない制御をかけているので、 必須ではないかもしれないが、一応は念頭においておいたほうが無難(?)。

広告タグ貼り付け



Bloggerにログインしてブログを選択。


  1. 左列の「テンプレート」をクリック。
     
  2. 「HTMLの編集」をクリック。
     
  3. <data:post.body/> を探す
     
  4. <data:post.body/>は3つほど見つかる
    3つのうちどこを修正するかはテンプレートにもよるらしい。
    今回当方では、2番目に見つかった<data:post.body/>を削除し(2084行付近)、代わりに先程編集したテキストを貼り付けた。
     
  5. 自ブログを表示して確認。
    うまくできていれば記事を1つ表示させた状態で、記事の前後に広告が表示されている。

「HTMLの編集」を行うので、ミスのないように注意が必要。

2014年4月24日木曜日

Adsense審査通過!?


Google Adsenseの一次(?)審査が通ったようです!

広告が貼れる状態になりましたっヽ(´ー`)ノ

それだけです・・・いや嬉しかったのでヽ(´0`)ノ







これだけだと、あんまりなので少し Google Adsense についてメモなどを(´∀`)



AdMobに登録時に、AdSenseにも登録していた?

Googleさんに薦められるままに(?)AdSenseの登録フォームも入力していたような気が・・・する。
サイトURLも(たしかこのブログで)入力したような気がしないでもない(AdModで頭が一杯だったのでもう覚えていない
しかしAdSense画面にログインはできていた。ただし実質何もできない状態。
これは今思えば結局一時審査落ちだったのかな・・・?


まじめ(?)にAdSense登録~一次審査

まじめにというか、σ(゚∀゚ 的にはこれから「AdSenseに登録してみるかなぁ~」だったわけですが。

一時審査には審査対象となる広告を貼るサイトが必要。
巷ではいろいろな理由からSo-netブログが推奨されているらしい。

これを機に自作Androidアプリのブログサイトを開設みようと思ってみたり。申請後なんとか一時審査が通ったようです。ちなみにメールはきませんでした。
  → メールきてました!見落としてました!アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ


なんとなく、Adsense画面にログインしたら、「開始する」ボタンが追加されていて広告ユニットが作れるようになっていた感じ。
  → 結果的にメールが来ていた日に気が付いていたのでだいじょうぶだった(ナニガ
この間だいたい12日。

二次審査

広告ユニットを作れるようになったので、審査に用いたサイトに広告を貼ると審査されるらしい。

合格通知は、
  • 合格通知のメールが届く
  • 広告が表示されるようになる
らしく、1~2日~1~2週間でも未達な時もあるそうな。

とりあえず広告をペタっと貼ってみたところ・・・

即時で広告が表示されてるんですケド・・・?あれ?ヽ(゚∀゚;)ノ

なんだろこれは・・・Googleさんの仕事が超絶速かった・・という解釈でいいんだろうか・・・ヽ(゚∀゚;)ノ

(って、2分くらいで表示きてたので、本当にそういうことなんだろうか・・・・


とりあえず、なんか良さそう??????なので深く考えずにしばらく運用してみます。



AdMobがまだできてないので、そっちもやらないと・・・(汗;



重要追記:
結局のところ、サイトのURL申請>開設完了メールまで12日。
ここで初めて広告ユニットを作成できるようになる。
サイトに広告を貼るとほぼ即時くらに配信されました。
広告形状によっては配信されにくいものがあるような気がします(広告在庫の問題?
一般的に良く使われるサイズ形状で貼れば数分で配信されました。
ということで、実質サイト申請が二次審査(?)なのでしょうね。

 

2014年2月14日金曜日

Googleのモバイル広告について

モバイルアプリ(Kindle)に広告をのせる方法をいろいろ模索中。
Googleは有力候補なのでやはり調査せねば。
(とある海外の実験結果によるとGoogleはかなりのターゲティング性能がでてるらしい)

現状GoogleのSSPサービスには「DoubleClick AdExchange」というものがあることがわかっている位の知識レベル。←いまココ。

■Google Developers

Googleで開発者向け情報を発見。
「デベロッパーガイド」から「Android」についての情報メニューが見れる。
しかもこの辺は日本語で書かれてるッ!(アマゾンは全部英語ダッタ・・・) (https://developers.google.com/mobile-ads-sdk/docs/) 

  • 初級 純正Android SDK使用による導入手順記載。
  • 中級 バナーサイズの指定、広告更新類度、ターゲットの性別、年齢、位置情報に基いた広告配信の指定方法について記載。
  • 上級 インターステイシャルの実装について説明。 サンプルプロジェクトもダウンロードできる。
  •  DoubleClick
    □ DoubleClick for Publishers
    □ Ad Exchange


初/中/上級で情報は揃ってる感じなのでこの通りやれば実装はできそう。と、いうかアプリ開発者ならわかるはず。

昨今はインターステイシャルが効果が高いらしい。 ※私的に昨今インターステイシャル表示ができるか否かがひとつの指標にしてる

「DoubleClick」というあたりが、今回探している「DoubleClick AdExchange」か?


【DoubleClick for Publishersとは】

どうも以下の2種類のサービスがある様子。
  • DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダード
    事業拡大を目指すサイト運営者向けの無料の広告ソリューション。
    「あらゆるデジタル広告枠の販売」とある。
    つまりは?
    • 中小(一応個人OKの実績有)向けの無料利用可能なサービスである。
    • 広告枠を販売できる。
    • あらゆるデジタル広告枠=Web、モバイルアプリ等含む。
  • DoubleClick for Publishers(DFP) 大規模サイト向けの有料サービス。





  • ※メモ:どうもDoubleClickは元々は米DoubleClick社の企業名で最終的にGoogleが買収した名残らしい。このDoubleClick社がクッキーでトラッキングした広告を配信する技術でブイブイ言わせていたらしい


  • 「DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダード」で広告枠としてAndroidアプリで実装すれば良さそう?。


    DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダード】

    「DoubleClick for Publishers(DFP)スタンダード」を利用するには、先にAdSenseアカウントの申し込みが必要と表示される。

    AdSenseの申し込みでは「広告掲載先の URL」が必須とでてくる。
    むむむ、Androidアプリにのせたいだけな人はどうすれば・・・。

    DFP > AdSense必須 > 自Web URL必須。

    これっていわゆる厳しい(?)Web審査があるってやつでは?
    むむむ? うーん、ちょっとよくわからないのでググってみた。

    どうもモバイルアプリ広告は「AdMob」というGoogleのサービスがある。
    ただし細かい広告配信設定においては DFPスタンダードが有利な雰囲気。(多分広告調達先の配分とか?)

    これは先にAdModを理解した方がいいかもしれない。後からでもDFPスタンダードに移行はできるようなので。





  • ※DFPスタンダードの申し込みにはやはりAdSense登録が必須。AdSense登録には自サイトが必須なのは確定項目だった。サイト審査に1週間程度要。審査は厳しいとサイトでよく見るがGoogleが明記する事項をきちんと守れば通るらしい。規約を良く読んでいない>何度も落とされる>厳しい ということではないかと推察。


  • ■AdMob (by Google)

    このサービスの「AdMobメディエーション」を利用することで複数の広告ネットワークの広告を表示できるとある。
    つまりこれはSSPですね、そうですね!。

     どうもこの「複数の広告ネットワーク」の配分指定とかその辺の細かさがDFPスタンダードの方が有利らしい(その分設定も面倒になる)

    AdMob ページ内で AdMobに申し込む から、ぽちっと。
    とりあえず申し込んでみるしかない。
    (http://www.google.co.jp/ads/admob/)

    規約はAdSenseのプログラムポリシーのページに飛ぶので、これに準拠な様子。
    AdMobアカウント作成には住所、氏名、電話番号等の入力が必要。口座番号の入力欄はとりあえず無い。

    AdMobでできることは、
    • アプリの収益化
      これが探していたものです!
    • アプリの宣伝
      自アプリを宣伝できるということ。
      ターゲティング設定、予算1日/0.01$から等々。

    何気に解説動画が日本語です。(※どうもお金に関するものは和訳されてる傾向

    いい感じじゃないですか (人´ω`*) 「+新しいアプリを収益化」ボタンをクリックしてみる。

    えーと、アプリ登録はアプリを検索からで・・・???

    GooglePlay、iTune App Store・・・ うん、Amazonはないね。Amazon App Storeはない

    そりゃそうか・・・アタリマエか・・・・

    というかKindle Fire HD8.9 しか持ってないのだけど・・・;
    一応Androidアプリは開発できないことはない>GooglePlayに。
    しかし開発者として自分でGoogle Playにアクセスできないとかどうなの?ってことですよ;
    (素KindleはGooglePlayにアクセスできない)

    うーん、どうするかな・・・。ちょっと戦略を練らないとだなぁ・・・・。


    ■まとめ

    とにかく、
    • AdMobに登録すればアプリに広告をのせることはできる(だすことはもできる)。 AdMobメディエーションで複数広告ネットワークからの広告も出せる。 
    • さらに上を目指すならDFPスタンダード。これで広告配信をさらにチューニングできる。ただしAdSense必須=自サイト必須=サイト審査を通す必要有り。 ブログで通してしまえばそれはそれで良いかもしれない。ブログに広告を貼ることもできる。

    AdmobのUnity対応については、
    • Unityプラグインは公式には見あたらない。
    • 個人がかなり昔からUnity用のAdMobプラグインを公開してる。いくつか存在する。これを用いればUnityでも楽にできそう。
    • DFPスタンダードの場合はIDがかわるだけと読み取れるので、Unityプラグインでもいけるのではないかと思うが未確認。
    • インターステイシャルはAdModではできないように見える。 DFPスタンダードはサポートする。Unityプラグインでインターステイシャル対応はちょっと不明。

    ■おまけ

    悩む。いろいろとぐるぐるである(謎。

    現在までのところ私的にはAmazonも有力候補としてきたが、Google圧勝なのかこれはという気配・・・。

    ここまでの調べで認識が間違っていなければ、
    • AmazonのMobileAd/Mobile AssociatesはUSユーザのみ利用可という明記。
      FAQを良く読むとこの意味は、 開発者の国籍、地域は問わないようだが、実装後は米国のアマゾンアプリストアのみで提供。 つまり、ターゲティングが米国国内に限定されるということを示唆している感じ。

    • ネットでAmazon App Storeに出すアプリはGooglePlayへのリンク禁止という話。
      どうもアマゾン側での審査基準にGooglePlayにリンクしているか?というのがあるらしい。 なので広告にGooglePlayへのリンクが露出するようなものは審査が通らないとという話。ちょっと真偽が定かでないのでアマゾンサイトを見るも情報が見つからない。 審査はIOSよりは緩いらしいが、GooglePlayのように数時間で即審査OKではないらしい。

    • つまりどういうことか?
      アマゾンアプリストアに出すアプリにはGoogle AdMobの広告を気軽に貼れない可能性。 アマゾン広告を付けると、公開範囲がアマゾンストアUS国内向けに限定されそうなのでどうなのか?という点。

    そしてσ(゚∀゚ は現在Kindle Fireユーザーである(笑

    うーん、うーん、うーーーーん・・・・(-ω-;) ウーン
    アマゾンストアには広告無し、価格付けでだしてみるしかないのか・・・。
    GooglePlayには現状だしにくい。素Kindleだとアクセスできないし・・・。

      安全策でいくならば、
      • とりあえずアマゾンストアに出すことにする。
      • Ad無版を価格付けでとりあえず出してしまう。
      • Ad有版はアマゾンの Mobile Ad にする。 ※有志のUnityプラグインが無かったらやめるかもしれない。
      ここまでは進めそうか・・・。

      GooglePlayは別途考えよう・・・。
      Google AdSenseは逆にサイトがあれば登録できるので、これはこれで登録して広告を貼ってもいいんじゃないかと。
      いずれGooglePlayにアプリを出せたときには Admob、DFPスタンダードが活用できるので。

      2014年2月9日日曜日

      モバイルアプリと広告 - SSP各社のUnity対応状況

      モバイルアプリに広告を実装するならイマドキは SSP か・・・
      ということで、SSP各社を少し調査。

      どこもPC、Web、IOS/Androidアプリに対応らしい(アタリマエか)。

      ■前提&予備知識

      Unityでアプリ開発、テスト用実機はKindle Fire HD8.9を利用。
      手元にある機種がKindleというだけなので、動作上はAndroid全般で動くアプリにするので実質Android。

      重要なポイントはUnity開発という点。

      アプリに広告をのせるということは、各社アドネットワーク/SSPの提供する広告SDKをアプリに組込み作業を行うことになる。

      この広告SDKは通常は純正Android SDK(Eclipse+Java)を想定したものが基本となる。
      Unity開発の場合はこの種の広告SDKはそのままでは使えない。
      (方法はないこともないがUnityのみで完結しないので煩雑で面倒に)

      つまり、Unityに対応した広告SDKが用意されていると非常にありがたいわけです。

      Unityは今や普及率もすごくアプリ開発効率も高いので、広告SDKもUnity対応したほうが短いターンアラウンドで広告媒体=アプリが増やせる可能性が高いわけですね。

      と、いうことで各社SSPにて、Unity対応の広告SDK(Unity用プラグインとよく称される)が用意されているのかどうか、調べてみようと思ったわけです。



      そもそもアプリ広告方面でUnityそのものが認知されてるのか?とかそういうレベルで謎なので、とりあえずざっと調査。


      ■各社SSPのUnity対応状況

      で、以下は各社SSPサービスにおいて Unity対応(プラグイン) をメインに見ていくことにする。



      ◆DoubleClick AdExchange

      AdSense、AdWordとかもあるが、どうなってるのか?←スイマセンココからですw
      Google AdSense: 広告媒体はWebサイト。広告の「媒体」を提供する人が使う。
      Google AdWord: 広告を「出稿」側が利用するサービス。
      AdExchange: 上記2つのさらに上位(?)に位置してSSPする感じか。媒体もWebに限らずという感じ?。

      Unity対応の気配はなさそう。
      AndroidのSDKがみつからない。とりあえず保留(ないわけはないハズ)。
      時間がかかりそうなので後程再度探しにいってみる。
      RTB化した昨今AdSenseだけ押さえておけば良いとも?。


      ◆OpenX Market Japan

      本家: http://openx.com/

      モバイル: IOS/Android。
      課金方式: CPM
      Unity対応: オプションのUnityプラグインで可能との明記有り。

      本家サイトのMobile > Ad Serving for App Developers を押して画面下方にスクロールすると、Android SDK v2.3 とあるのでクリックでZIPをダウンロード。
      このZIPにUnityのサンプルプロジェクトも入っている。Asset配下にプラグインがある。
      こんなアッサリでいいのか?というくらいわかりやすい。Unity経験者ならすぐ実装できると思う。
      (必要なのは登録情報の類)

      Unity4.3.4だとプロジェクトのUpdateを要求されるので素直にContinueで良い。プラグインはAndroid2.1(or higher)。ちなみに最新UnityではAndroid2.1はもうコンパイルできないが問題なし。

      しかし国内だと OpenXMarket Japan に登録して利用するとのことだが、当の登録サイトが見当たらない(謎。


      ◆YieldOne (イールドワン?)

      ググってもログインの画面のみでサイトがでてこない。
      YieldOneはSSPサービス名(?)らしく、社名ではないらしい。

      運営は「プラットフォーム・ワン」らしい。

      (萌えなFaceBookは即見つかるが肝心の本家サイトがなかなか見つからない)


      公式からはSSP利用方法についての情報みつからず。何か見てるところが間違ってる?

      FaceBookをみる感じでは「アドフリ君」がすごそうな気配。Android2.3.0、IOS2.2.20以降に対応。
      1つのSDKで全てまかなう感じらしい。サーバ側ががんばってる感じか。いいソリューションだ。

      で、アドフリ君はいずこ・・・;
      どうも去年はダウンロードできていた形跡があるが、今はURLが消えている。


      申し込むか、資料請求(メアド)しないと詳細&ダウンロードができないのかもしれない。

      一応Unityプラグインはあるらしいことはわかった。

      ◆Fluct (フラクト)

       主な導入メディアが

      • 月間ゲンダイ
      • PANDORA.TV(本社韓国)
      • 毎日新聞
      Unity対応は明記無し。
      一応海外サイトにAndroid SDK併用でのせる記事はあったが、Android SDK使えばできないわけはないので。

      ◆Geniee

       iTunes と GooglePlay限定ぽい。AmazonStoreはダメかもしれない。
       Unityプラグイン対応は不明。


      ◆忍者AdMAX

      サイトを見る限りではスマートフォン対応としかわからない。Unity対応は不明。
      ここは他サービスは利用しているがPC向けが強い感じか?。



      ◆Xrost SSP

      いろいろ不明。まずはガチ個人情報登録で資料請求。



      ◆Kauli


      いろいろ不明。まずはガチ個人情報登録で資料請求。



      ◆GMOSSP

      「Android/iOSアプリそれぞれに対応可能になりました。」らしい。
      つまりこの日本語から察するに、モバイル対応はかなり遅いと推察。

      ここもまずは登録しないと詳細不明。



      ◆AdStir

      スマートフォン特化型SSP。現在はPCも対応。ここはチラっと聞いたことがある。

      左メニューの「インフォメーション」で進み、、「テクニカル情報」から、Android、IOS導入マニュアル参照可能。

      2013/5時点でUnity対応プラグインリリース済みらしい。しかしサンプルコードをみると、MACでビルドしてくれとある。一応windowsでもできるらしい。Xcode、Antとか入っていないとダメらしい。
      そもそもIOSメインで、おまけでAndroid感。まぁIOSの方が金にな(ry

      しかし有志のプラグインがあるようだ
      「Unity でAdStirの広告をだすサンプル(Android)」: (https://github.com/flandre/unity-adbanner-adstir)
      これでいけるか?

      ◆Ad Generation

      2012/12/19付けでUnityプラグイン対応とハッキリ明記。いいね♪




      ◆Adlantis SSP for Smartphone

      グリーの子会社が運営。
      登録しないといろいろ不明?。



      ◆Microsoft Advertising Exchange

      MSNとSKYPEに配信できるのが特徴。

      見た感じでWin8アプリとX-BOXがらみがメインか?
      他社のモバイル系はなさそう。


      ◆Facebook AdExchange

      見つからない。どこだ?
      疲れたのでいいか・・・FaceBookだし(謎




      ■その他Unity対応各社について


      ◆アイモバイル

      個人で広告出稿できるとある。ある意味これはすごいかも?
      Unityプラグインはある様子。





      ■用語メモ


      インタースティシャル: アイコン、バナーに続く広告表示形態で 全画面に広告をだすというもの。
      全画面広告にするということで大きな効果を狙えるとのこと。
      アプリの起動時や終了時などにはさんで表示するらしい。
      ちょっと最近これがトレンド?ぽいような気配。




      2014年2月7日金曜日

      モバイルアプリと広告 - イマドキの基礎知識メモ

      アプリに広告をのせるにあたりいろいろ調査。
      まずは広告の基礎知識がないとはじまらない。

      敵を知り己を~である。


      ■基礎知識

      【広告の種類】

      なんとなくは理解していたが、再度整理。
      (去年くらいからやたらしつこい広告があったがRTBと判明して納得)


      1. インプレッション課金型広告
        アプリ内に表示するだけで収益。
        0.1~0.5円/1回程度らしい。

      2. クリック課金型広告
        DLしたアプリ内の広告をクリックで収益。
        5~12円/1回程度らしい。

      3. リワード広告
        成功報酬型。
        広告を通じて商品を購入(アプリをDL)が成立した場合、報酬の一部を還元する
        成立すれば一番利益が高いと思うが世の中それほど甘くない。

      { 関連キーワード:RTB、リターゲティング }


      【アドネットワーク】

      基本的なActorを以下に示す
      • 広告主
        運営に広告出稿。
      • アプリ開発者
        運営からSDK入手、アプリに実装。
      • アドネットワーク運営元
        アプリ開発者にSDKを提供。

      主なアドネットワーク (多すぎ!)
      • AdMob
      • AdLantis
      • i-mobile
      • nend
      • AMoAd
      • mediba.ad
      • adPapri
      • InMobi
      • MAIST
      • MicroAd
      • SmarTap
      • その他いっぱい。本当にいっぱいある。
        大手らしきサイトを開いて、そのパートナーとか提携とかそういうページを開くとさらにずらっとでていたりする。


      在庫とFillRate
      • 在庫
        広告にも在庫という概念がある。
        広告主から出稿された広告が、仮に全て表示している状態においてこれは在庫0となり、アプリの広告欄に何も表示されない場合もありうる。
      • FillRate
        その名の通り、アプリの広告欄を埋めている割合。
        つまり前項の在庫0の時などは「白紙で表示されない」ということもあるらしい。
        そうなるとFillRateが下がっていくという話。無論100%埋まってる=Fillが好ましいはず。
      在庫減 > FillRateが下がる > 単価下がる。 ※ごく自然な市場原理。
      Peak to peak で 8割も減することもあるそうだ。オソロシイ。



      【コンバージョン】

      Googleの統計情報にもでてくる謎な単語であったが理解した。


      コンバージョン:   広告により実際に購入につながること。
      コンバージョン率: 実購入と広告クリック回数の比率%。


      コンバージョン率が低い > 購入につながらない > 広告の価値低 > 広告主出稿減


      むやみに広告をタップされても困ることになる。これは私的には意外に思ったがしくみを知ればナルホドである。

      誤タップはまず購入につながらない為コンバージョン率を下げていく > 広告主の興味も下げる > 出稿が減る > 広告減少 > 在庫減少 > クリック単価減額 >>> 閑古鳥


      アプリ開発者注意点:
      • 誤タップしそうな位置に広告を配置しない
        一見誤タップでも多いほうが良いようにも見えるが、広告本来の目的からすると好ましくない。
        そもそも広告主のメリットを削ぐのでよろしくないという考え。


      【SSP】


      サプライ・サイド・プラットフォーム又はセル・サイド・プラットフォーム。

      多数あるアドネットワークを一元管理してその中から収益性の高い広告を選択、表示する。

      アプリ開発者サイドからみても夢のようなしくみ。アドネットワークごとにアプリに再実装とかやってられない。
      (どうやらこれのおかげでRTBも実現できている様子)。

       SSPから提供されるSDKを実装すれば良いということになる。
      (とはいえ市場原理上、SSPもひとつとは思えないが)




      これはSSP各社を調査せねば、ということで続く~